初節句まで間もない時期に子供を産んだ親せきの子は、誰主催でやるのか以外にも、初節句って今年やるものなのかな、誰を呼んで行うものなのかも悩んでいました。
初めてだとわからないづくしだよねと思い、代わりに調べてあげることにしました。
調べてみると、いろんなケースがある事がわかってきました。
初節句は誰が主催で行って、いつ行うのか、誰を呼んで行うのかという事と、どんなお膳を用意したらいいのかも調べてみたのでご紹介しますね。
初節句は誰が主催するものなの
子供が生まれてから初めて迎える節句。
可愛い子供の初節句だし、お祝いをしてあげたいと思うご家庭も多いですよね。
でも、初節句っていったい誰が主催してお祝いを行うのかと迷う事も。
初節句に関しては、必ずしも両親が行うというケースばかりではないですよね。
初節句のお祝いの主催者はこちら。
子供の祖父母
このどちらかが主催して行う事が多いです。
では、どんな場合に両親が主催するのか、どんな場合に祖父母が主催するのかを見ていきましょう。
両親が主催して行う場合
基本的には子供の親が行うことが多いです。
自分の子供のことなので、親としてお祝いをしてあげるのは当然ということで、親主催で行う事が多いんですよね。
やっぱり親だから自分でお祝いしてあげたいよね。
あんまり両親に負担かけたくないしね。
家族だけでお祝いをするという場合は、当然親主催で行います。
祖父母などを招いてお祝いする場合でも、祖父母が雛飾りだったり兜やこいのぼりなどを用意してくれる事が多いので、お祝いくらいは親がしてあげなくちゃと思って、親主導で行うことも多いです。
祖父母が主催して行う場合
祖父母が率先して主催する場合もあります。
同居している場合などは特に、「我が家のことだから」と祖父母が気を使ってお祝いをしてあげるという事も多いです。
一緒に生活していたら当然祖父母もやってあげたいと思うよね。
だよね、うちは別居だから親主催だね。
同居していない場合でも、地域によっては祖父母主導で行うのが慣例になっていたり、我が家はみんな祖父母がやってあげてたから、というご家庭は祖父母が主催者になる事もあります。
「初節句のお祝いはおじいちゃんおばあちゃんが行うもの」という地域やご家庭の場合はご好意に甘えて主催して頂いても問題ありません。
どれが正解という事はないので、ご家庭の事情などを考慮して決めるといいでしょう。
初節句はどこで行うのか
初節句って、どこで行うものなのと悩みますよね。
初節句を行っている場所はこちら。
- 親の自宅
- 祖父母の自宅
- 個室のある飲食店や施設など
親主催で行う場合は親の自宅、祖父母主催で行う場合は祖父母の自宅で行う事が一般的です。
最近は家が狭いなどの理由で、兜や鯉のぼりや雛飾りなどを、家の広い祖父母の家に飾っている場合などもありますよね。
その場合は親主催であっても、飾りが祖父母の家にあるから、祖父母の家の方が広いからという理由で祖父母の家で行う事もあります。
節句の飾り物がないと寂しいよね。
どちらが主催であっても、家でお祝い膳の支度をするのが大変だからという理由で、個室のある飲食店だったり、お祝い事ができるスペースがあるホテルや施設などを利用するケースもあります。
親せきなどを呼んで行う地域もあるので、人数が多ければ家以外でという感じになる事も。
どこで行うかは主催者が決めても問題ないですが、親が祖父母宅を借りて行う場合は、祖父母に準備を任せっきりにするという事がないように気を配ってみてくださいね。
初節句はいつやるの
初節句は、産まれてから初めて迎える節句の日に行います。
節句の日はこちら。
- 女の子は 3月3日
- 男の子は 5月5日
ですが、節句の直前に生まれる場合もありますよね。
生まれて間もなく節句だと今年するべきか迷うよね。
まだ退院したばかりだったり、お宮参りもしてないという状況であれば、初節句の日だからといって無理に行う事はありません。
落ち着いて行える次の年に行うといいでしょう。
そっか、生まれたばかりで分からない時にやるより次の年の方がいいよね。
また、3月3日や5月5日にお祝いしないといけないのかと悩む場合もありますよね。
仕事の都合や両親などの都合で、節句の当日にお祝いするのは無理という場合もあるでしょう。
休日にあたらないと日中お祝いするのは無理という事も。
そんな場合は、初節句前後の休日に行うなどしても問題ありません。
都合の良い日を選んでお祝いしましょう。
初節句のお祝いには誰を呼ぶのか
子供の初節句には、誰を呼んだらいいのかって迷いますよね。
基本的には、家族でお祝いするものと考えて問題ありません。
親せきが多いと誰を呼ぶべきなのか迷うよね。
基本は親と祖父母でお祝いする、状況によっては兄弟姉妹家族も呼ぶという認識で問題ありません。
家族内で行う場合、親と子供の3人だけという場合もありますし、祖父母や兄弟姉妹、兄弟姉妹の子なども一緒にお祝いする場合もあります。
兄弟姉妹は、必ず呼ばないといけないという事はありません。
お互いの子供の時に呼び合うような感じであれば、声掛けすればいいです。
兄弟姉妹で行き来してるから、呼んでみようかな。
地域や親族間の風習などで、地域の人や親せきの人も呼んでお祝いするという所もあります。
その場合は、慣例に従ってお声がけする人を決めるといいです。
初節句のお膳はどんなのを用意するの
初節句のお祝いって、どんなお膳を用意したらいいのかちょっと悩みますよね。
よくわからないという場合は、仕出し屋さんなどへお祝い膳をお願いする場合もあります。
自分で作る場合は、鯛や赤飯などを用意するご家庭が多いです。
それ以外だと、節句ごとの料理があるのでご紹介していきますね。
桃の節句の食べ物はこれ
女の子のお祝いの、桃の節句の食べ物の定番といえばこれ。
ちらし寿司とはまぐりのお吸物です。
メインの料理はちらし寿司とハマグリのお吸い物にして、後はお好みのものでOK。
よく飾りとしても使われる雛あられや、甘酒なども用意してお祝いするといいでしょう。
ちらし寿司の中に入っているレンコンには、はるか先まで見通せるように、エビは背中が曲がるまで長生きできるように、豆は健康でマメにすごせるようにとの願いが込められています。
ハマグリのお吸い物には、1人の相手と1生を添い遂げられるようにとの願いが込められています。
端午の節句の食べ物はこれ
男の子のお祝いの、端午の節句の食べ物の定番はこちら。
ちまきと柏餅です。
ちまきはもともと邪気を払う供物でしたし、柏は子孫繁栄を願うという意味が込められています。
そのほか、まっすぐ育つようにと「たけのこ」だったり、将来安泰なようにと「出世魚」などを利用した料理でお祝いをする事が多いです。
すこやかな成長、子孫繁栄、出世などを願う縁起ものを用意してお祝いしてあげましょう。
まとめ
今回は、初節句のお祝いは誰が主催で行うのか、いつ、どこで行うのか、どんなお祝い膳を用意したらいいのかというのを調べてみました。
初節句のお祝いは親主催で行う事が多いですが、状況によっては祖父母主催で行う場合もあります。
初節句は、かならずしも初節句の日当日にお祝いをしないといけないという事はありません。
生まれて間もない場合などは次の年にお祝いしても問題ありませんし、初節句当日が無理であれば、直前や直後など都合のいい日に行っても問題はありません。
お祝い膳は、健やかな成長を願う縁起物の料理を作ってお祝いをする事が多いです。
親せきの子は、祖父母の家が広いし一緒にお祝いしたいからという理由で、祖父母の家で兄弟姉妹も集まってにぎやかにお祝いする事にしたそうです。
あなたも祖父母などの協力も得ながら、いい初節句を迎えてくださいね。
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