壁の汚れって意外に気になるもので、落とす方法ってないものかしらと悩みますよね。
私も家の壁も知らず知らずのうちに汚れていて、黄ばみや黒ずみなどが出来てしまっています。
よく確認すると子供のらくがきや、しょうゆのシミなど様々な汚れが。
普段気にしていなくても、一旦気付いてしまうと気になりだして、なにか汚れを落とすいい方法はないものかと悩んでいました。
そこで、いろいろな壁の汚れについて落とし方を調べてみました。
壁の黄ばみや黒ずみ、子供の落書きやコーヒーやファンデーション、や血液やしょうゆなどのしみの落とし方がわかりました。
詳しくご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
壁の汚れを落とす方法はこれ
壁は長い期間かけて汚れていくと、最終的には「黄ばみ」や「黒ずみ」ができてしまいますよね。
黄ばみや黒ずみって結構気になるので、落としたいと思う汚れの1つです。
まずは壁の黄ばみの落とし方を説明していきますね。
壁の黄ばみを落とす方法はこれ
壁の黄ばみの原因としてあげられるのは3つ。
- 油よごれ
- タバコのヤニ
- 手垢
汚してないつもりでも、手で触る事によって皮脂などもつきますし、料理することで油よごれも自然についてしまいまうんですよね。
黄ばんでしまっている場合は、水ぶきではなかなか落ちないので、洗剤等を使って落とすようにします。
壁の黄ばみを取る方法は3つ。
- オレンジピール配合の中性洗剤
- 重曹やセスキ炭酸ソーダ
- 漂白剤
どれを使うかは、汚れの程度によって使い分けるといいでしょう。
ただし、使用する前にクロスの種類を確認しておきましょう。
ビニールクロスであれば、洗剤などを使用してよ取れを落とす事は可能ですが、布クロスや珪藻土壁紙であれば水ぶきNGなので、最初にどちらのタイプか確認しておく必要があります。
どちらかわからないという方は、壁紙が水を弾くか弾かないかを確認してみましょう。
水を弾くようであればビニールクロスなので、水ぶきや洗剤を使用してもOK。
では、ビニールクロスの場合で説明していきますね。
ビニールクロスの黄ばみ落とす方法はこれ
壁紙の黄ばみが強くない場合は、オレンジピールなどを配合してある中性洗剤などでも落とすことが可能です。
中性洗剤で落とす方法はこちら。
- 中性洗剤を希釈したものを霧吹きなどで吹きかけで雑巾でふき取る。
- 抽選洗剤を希釈したものを雑巾に含ませてから硬く絞ったものでふき取る。
まずはこの方法を試してみましょう。
ちよっと黄ばみが強いなあという場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダを使用してみましょう。
重曹やセスキ炭酸ソーダで落とす方法はこちら。
- 重曹やセスキ炭酸ソーダを分量どおりに水やお湯に溶かす。
- 霧吹きなどで黄ばんだ部分に吹きかける。
- 吹きかけたものを綺麗に雑巾でふき取る。
この方法だと自然由来のものを使用しているので、小さいお子さんなどがいる場合でも安心して行える方法です。
黄ばみが酷い場合であれば、キッチン用の漂白剤で落とすという方法もあります。
漂白剤で落とす方法はこちら。
- 漂白剤を薄めに水で希釈する。
- 雑巾に希釈した漂白剤をしみこませて汚れを軽くたたく。
希釈の濃度が高いとクロスを痛める場合もあるので、薄めにして試しながら濃度を調節していくといいです。
これは油汚れかなと思う場合は、重曹をペースト状にして貼り付け、ラップをしてしばらくしてから綺麗に拭き取るのも効果的。
マジックリンを使用し、キッチンぺーパーでふき取るという方法もあります。
タバコのヤニの汚れかなという場合は、塩素系漂白剤を五倍に希釈したものを霧吹きなどにいれてスプレーし、綺麗に水ふきして乾いた布でふき取るのが効果的。
スチームクリーナーをお持ちであれば使用してみるのも手ですよ。
壁の黒ずみを落とす方法はこれ
壁の黄ばみは酷くなってくると黒ずんできますよね。
黒ずみの原因は油汚れや皮脂などが考えられます。
黒ずみも黄ばみと同じように、重曹やセスキ炭酸ソーダを使用して落とします。
なかなか落ちない場合はカビが原因になっていることが多いので、漂白剤を使用して落としてみましょう。
方法は黄ばみと同じやり方でOK。
それでも落ちない場合に試してみる方法はこちら。
- 消しゴムで擦る。
- 消毒用エタノールを使う。
- 市販のカビ取り剤を使う。
カビ取り剤などを使用する場合は、手袋を使用て十分に換気しながら行うという点に気を付けて行ってくださいね。
子供の落書き跡を落とす方法はこれ
子供はあちこちに絵をかいたり字をかいたりと、落書きすることが多いですよね。
気が付くと「こんなところに書いてるしっ」という事もしばしば。
でも、慌てず対処しましょう。
なにで書いてしまったのかによって対処法が違ってきます。
クレヨンや水性ボールペンの場合は、温かいお湯などで絞った雑巾でさっと拭くと取れます。
それでも取れない場合は、「ガラスクリーナーでふき取ってみる」「歯磨き粉を付けて歯ブラシでこすってみる」などを挑戦してみてください。
油性ボールペンやマジックの場合は、中性洗剤でさっとふき取るといいです。
それでも落ちない場合は、除光液やエタノールを利用してみましょう。
壁のコーヒーの汚れを落とす方法はこれ
コーヒーも、思わず落としてしまったりこぼれてしまったりして、壁を汚してしまう事もあります。
色の濃いコーヒーだと慌てますよね。
コーヒーがブラックの場合は、水溶性なので乾いた布で軽くたたく感じにします。
ごしごし擦るのは汚れが広がる原因になるのでNG。
軽く乾いた布でポンポンとたたきながらコーヒーをふき取った後、水ふきしてみましょう。
消しゴムを使用してみたり、メラミンスポンジを使用するという方法もあります。
コーヒーに砂糖やクリープが入っている場合は油性。
使える洗剤は3つ。
- 重曹
- 中性洗剤
- ガラスクリーナー
それでも落ちない場合は、塩素系漂白剤やオキシドールやエタノールを使用してみましょう。
壁の醤油の汚れを落とす方法はこれ
醤油を壁にぶちまけるとショックも大きいですよね。
醤油の汚れは化粧を落とす「拭くだけコットン」などを使用してみてください。
(使用しないようにという記載がある場合もありますので、自己責任でお願いします。)
さっとひとふきしてみましょう。
壁の血の汚れを落とす方法はこれ
思わぬ怪我をしたりすると、気づかないうちにクロスに血が付いてしまう事もあります。
血液の場合、気づいた時にすぐ対処するのが大前提です。
時間をおいてしまうと落ちにくくなってしまうので、早めに対処するのがおすすめ。
血液はお湯などの温度が高いもので固まってしまう性質があるので、水を使用します。
時間がたっていない場合は、さっと水ぶきするだけで落ちます。
ちょっと時間がたってしまったかなという場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダを使用して拭いてみましょう。
壁のファンデーション落とす方法はこれ
ファンデーションの汚れも、油性の汚れなので中性洗剤でさっと拭くと落ちます。
落ちない場合は、重曹やクレンジングなどを利用して落としてみましょう。
以上、ビニールクロスの汚れの対処法を解説しました。
布クロスの場合は、「硬く絞った雑巾で軽くたたく」「消しゴムでこする」などの方法を試してみてください。
ビニールクロスであっても、クロスの継ぎ目に水が入ってしまうと剥がれる原因になってしまったり、漂白剤などを使いすぎると色移りやにじみの原因になってしまう事も。
目立たない所で試してみて、クロスが痛まないように注意して行ってくださいね。
まとめ
今回は、壁の汚れを落とす方法を汚れ別にどんな方法で落とせるのか調べてみました。
基本的には、酷い汚れでなければ中性洗剤や重曹やセスキ炭酸ソーダを利用すると落ちることがわかりました。
水性なのか油性なのかに注目して、汚れにあった落とし方をすることが大切。
安全性が気になる場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダなどがオススメ。
どんな汚れであっても、しばらく放置したものであればなかなか落ちづらいです。
汚してしまったら早めに対処したり、手垢や油汚れなどは黄ばみ黒ずみにならないうちにこまめに拭いてあげると掃除も楽になるので、心がけてみましょう。
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