せっかく購入したスマホ対応の手袋が反応しない。
使ってるうちになんだか反応が鈍くなって来たってことないですか。
私も購入してから数年もたっているのですが、反応が鈍くなることがあって困っています。
そこでなぜ効かなくなってしまったのか、そもそもどんな仕組みになっているのか。
反応が鈍くなってきたスマホ対応手袋を、復活させる方法はないのかと調べてみました。
なぜ反応が鈍いのか、どんな仕組みになっているのか、復活させる方法はあるのか、がわかったのでご紹介しますね。
スマホ対応の手袋が反応しない理由
スマホが主流になってきた今、画面を指で触って操作する事が当たり前になって来ました。
寒いと手袋をしたまま操作したいですし、手袋をはめたリとったりするのも大変ですよね。
せっかく手袋をはめたままスマホを使いたいのに、「反応しない」「反応しづらい」というのは困りもの。
反応しないのにはいくつか理由があります。
きちんと接触してない
スマホの画面にキチンと手袋の反応する面が触れていない可能性があります。
その理由としては、手袋のサイズが合っていないことが考えられます。
手袋のサイズが手に合っていないと指先が先端まで届いていないため、キチンと画面に当たっていなくて反応しないという事があります。
手のサイズにあった物を選ぶようにして、キチンと画面に当たっているか確認してみましょう。
手袋のサイズも重要なんだね。
スマホ手袋の劣化
手袋の劣化などの可能性も考えられます。
スマホ手袋の指先の所は、繊維自体が導電性の特殊な糸でできています。
その繊維が劣化してしまうと、反応しなくなってしまうんですよね。
劣化の原因として考えられるのは2つ。
- 使用し過ぎ
- 洗濯の仕方の間違い
使用年数が経つと、どうしても劣化避けられない部分はあります。
接触する部分だけ薄くなっているものもあるので、そういうものは特に年数が経つと、劣化しやすいのかもしれません。
汚れが気になって洗濯したくなる事も多々あります。
私も何度も洗濯機で洗ってました。
スマホ手袋は洗っても問題はないのですが、洗う時に気を付けるポイントがこちら。
- 中性洗剤を使用して手洗いするか、洗濯機を使用する場合は手洗いコースで洗濯する。
- 柔軟剤、漂白剤、乾燥機を使用しない。
無意識に、普通の洗濯物と一緒に洗ってしまっていることって多いですよね。
私も知らずにやっていて、劣化させてしまっていたかもしれません。
洗濯するときは気を付けましょうね。
スマホ手袋は洗い方に注意すると長持しますよ。
スマホ画面の汚れ
スマホの画面の汚れや、スマホに貼ってある保護シールが汚れてしまっていて、反応しないという可能性もあります。
まずは画面を綺麗にしてみましょう。
画面が汚かったりする人って結構いますよね。
指で触るものなので、簡単に汚れがついちゃうんだよね。
油脂がついている場合があるので、油脂を奇麗に拭き取る。
保護シールを張っている場合は、1度保護シールを剥がしてみるといいでしょう。
保護シールもしわしわになったり、きちんと貼れていない状態になっていないかなども確認してみてくださいね。
スマホ対応の手袋の仕組み
スマホのタッチパネルに採用されている方式の種類は、大きく分けて6種類あります。
表面型静電容量方式 |
静電気の量の変化でタッチ位置を把握 |
投影型静電容量方式 |
電圧の変化でタッチ位置を把握 |
抵抗膜方式 |
電流への負荷でタッチ位置を把握 |
赤外線方式 |
赤外線の量でタッチ位置を把握 |
超音波表面弾性波方式 |
弾性波の量でタッチ位置を把握 |
電磁誘導方式 |
磁界を発生させてタッチ位置を把握 |
この中でスマホに採用されているのが、投影型静電容量方式というものです。
スマホの画面には電流が流れていて、指で触る事によって画面の電流に波がおきます。
電流の波の動きを判断して動くようになっているんだね。
人間の手にも微量の電流が走っているため、操作が可能なのですが、手袋だと遮断されてしまうため、スマホ手袋の指先の所に、電気を通す繊維が入っている事によって、操作が可能になっています。
素手でやっているのに反応が悪い場合は、手が乾燥している可能性もあるので、手のケアもしてみましょう。
スマホ手袋 効かなくなった時の裏ワザ
スマホ手袋の反応が鈍いのは、指先にある繊維が劣化しているのが原因の1つ。
その劣化している繊維を元に戻せれば反応もよくなります。
では、その方法を紹介しましょう。
液体を塗ってスマホ手袋を復活
指先に液体を垂らすだけの簡単商品。
スマホ対応ではない手袋でもスマホ対応手袋にしてしまうという液体があります。
それが「てぶタッチ」です。
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てぶタッチを数滴振りかけると、反応が良くなります。
また、手持ちの手袋に垂らすだけで手軽にスマホ対応手袋に変化させることも可能。
楽天市場の口コミを確認してみると、フリース素材で試したけど反応しなかったという書き込みがありました。
素材によってはダメな場合もあるかもしれません。
効果は数日から1週間なので、効かなくなったなと思ったら垂らすといいです。
2か月から4か月くらい使える容量が入っているので、ワンシーズンは使えそうですね。
スマホ手袋に刺繍してみよう
導電糸を刺繍してみよう。
通電性の糸を刺繍することで、反応が良くなります。
いきなり刺繍ですかっていう話しですが、導電性の特殊な糸が劣化しているなら、指先の所に導電性の特殊な糸を刺繍しちゃいましょうって話しです。
通販でも購入できます。
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いろんな色がありますので、手袋に合う色を選ぶことが出来ます。
指先に刺繍を施すと、新たな糸で反応させる事ができるようになりますよ。
楽天市場の口コミを確認すると、こんな意見が。
確かに手袋の形状によっては、縫いずらい感じはあるかもしれませんね。
頑張って不自然じゃないように刺繍してみましょう。
指先にシールを貼っちゃおう
指先にiPhone の Touch ID 対応の指紋認証シールを貼る方法もあります。
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指先がなんとも可愛いですよね。
アイフォンの認証までできちゃうのにはびっくり。
これで手袋外さずに認証までできちゃいます。
位置がずれるとうまくいかなかったり、使いづらい感じになるので確認してから貼ってくださいね。
まとめ
スマホ対応手袋の反応が鈍い原因と、復活させる方法を調べてみました。
手袋のサイズが合っていない場合や、手袋の劣化、画面の汚れなどが原因の可能性があることがわかりました。
どれか1つとは限らないので、いろいろ原因を探ってみるといいのかなと思いました。
検索してみると、復活する液体や通電性のある糸やシールなどがあることもわかり、意外に簡単に復活させる方法がある事に驚きました。
簡単に買い替えを考えるのではなく、ちょっと補修して大事に使うのも素敵ですよね。
裏技を駆使して復活させて、サクサクっとスマホを操作できるようにしてみてくださいね。
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